人口3.4億人のアメリカが「自由と民主主義」で本当に素晴らしい国なのか? 政治としては共和党と民主党の2党が社会の分断を生じさせ、巨大な貧富の格差があり、国民皆保険も整備されておらず、一人1.2丁の拳銃を持ち、サンフランシスコなどの大都市で略奪や万引きが堂々と行われる国が。

日本は安全で良い国だが、実質的に自民党の一党独裁が戦後一貫して続いている。まぁほんの一瞬だけ民主党になって、散々な状況になったが…

サウジやシンガポールは完全に独裁国家だが、市民が豊かで治安が良い国だ。イスラエルには選挙はあるが、ガザ地区を巨大な壁で囲いパレスチナ人の実質的な監獄としており、人権など全く無視している。これらはアメリカと非常に近しい国々だが、アメリカの掲げる「自由と民主主義」とは一体何なのだろうか?

私は一般市民として感じるのは、政治体制云々では無く、治安的に安定して、十分な教育や医療が受けられて、自由な経済活動ができ、笑って暮らせる環境が大切だと。肌感覚として今の中国は、その状態に非常に近く、今後も発展が続けば更に良くなるはずだ。14億人のマネジメントは現状十分に機能している。